いじめられる人が学校のいじめカウンセラーになるのは意味がない!その意味とは

学校にカウンセラーがいる学校が増えてきましたが、いじめの問題は減っていないのが現実です。
それは
いじめられている人がカウンセリングを受けて、いじめの辛さが減っているかもしれませんが
いじめがなくなっているわけではないから、当然といえば当然ですよね。

今回は、そんないじめがなぜなくならないのか、根本的に間違っている点を説明します。

根本的に間違っている点は、ズバリ 先程話したように
いじめがなくなっているわけではないから です。
カウンセリングを受けることによっていじめがなくなればいいんですけど
カウンセリングを受けるのは基本いじめをされている人ですよね。
つらい気持ちを担任の先生にも話せない人がカウンセリングを受けるということが多いと思います。

私はそれ自体が間違ってると思います。
もちろん、つらい気持ちを共感してくれる大人はいじめを受けている人からすれば
すごく頼りになると思いますが、
いじめを受けている人が一番してほしいことは何でしょうか。

共感してくれる大人がほしいのでしょうか。
自分の気持を話したいだけでしょうか。
もちろんそれらもあると思いますが、、、
1番は違いますよね

1番は いじめをやめてほしい
いじめを解決してほしい ですよね。

これを今のカウンセラーは解決できていますか?
無理です。
これがなぜ解決できないか、
その理由はカウンセラーになる人はどんな人がなっているか
ということが大きく関わっています。

カウンセラーになりたい人は
いじめを学校からなくしたいと考えている人
この多くは自分がいじめられて、または、いじめを見てきて
自分がカウンセラーになって学校からいじめをなくしたいと考える人が
多く、そのような人たちが今の学校のカウンセラーになっています。
私の学校も、そうでした。
そのようなカウンセラーはいじめられる辛さを知っているため、
いじめられている人の気持ちに深く共感することができ、
その点はすごくいいのですが、、、
大きな問題があります。

それはカウンセラーもいじめられていたということ。
共感、同情、、はできます、、、
何が問題かって、、
解決策を知らないわけです。
いじめを回避するスキルがないわけです。
なぜならいじめを自分が回避できてないわけなので
いじめを回避するすべを知らないわけです。

1番解決してほしい部分を
解決する力がないためカウンセラーになっているわけです。
では、
どうしたらいいと思いますか?

私は、こう思いました。
いじめをしてた人がカウンセラーになるべき
と思いました。

こう思った理由を説明します。
まず今のカウンセラーでは解決できていない点。
いじめを回避するすべを知っているか否か、という点は
いじめをしてきた人間ならば、
なぜいじめるのか、どういう理由でやってきたのか、
どこでいじめてきたか、どうやってやってきたか、いじめやすい場所、
いじめの内容 などなど
いじめをしてきたわけなので
すべてわかり、それは逆に
解決する方法も知っているということです。

私は、元いじめをしてきた人間が、更生し本気でいじめをなくそうと学校のカウンセラーになった場合
いじめが起きる場所も知っているわけなので見回りも、しやすく
カンセリングに来た子を守る方法も教えることができ、
学校のカウンセリングは、同情だけで終わらずに
解決まで持っていけると思います。

それにいじめてきた人がカウンセラーになることは
いじめてきたことを申し訳なく思いカウンセラーになることで
その人自身にも良いことだと思います。

自分がいじめてきた人たちの気持ちを
今度は自分が聞き 昔の自分の被害者の気持ちを知ることができるためです。

そのため私はいじめられてきた人がカウンセラーになる のではなく
いじめをしてきた人がカウンセラーになることで
今のいじめ問題や学校のカウンセリングの意味が大きくなると思います。

これを読んで、いじめを解決したいと思った方
いじめをしていて申し訳なく思っていた方
カウンセラーになることですべて解決すると思いませんか?
学校でのカウンセリングの意味が大きくなり
いじめがなくなればいいと思います。