スマホやネットを使うとき、個人情報は思ったより多く収集されています。この記事では、インターネットで自分の情報を守るための基本的な習慣や、設定を見直すポイントをわかりやすく解説します。
はじめに
アプリを入れて、サービスに登録して、いつの間にか位置情報や連絡先まで許可していることってありますよね。
でも、情報の扱い方を知らずに使っていると、知らないうちに個人情報が流出しているかもしれません。
この記事では、インターネットで自分のプライバシーを守るために、まず確認しておきたい習慣や設定について紹介します。
なぜ個人情報が狙われるのか
広告やおすすめの精度を上げるため
多くのサービスは興味・関心を分析するためにデータを集めています。
便利に見える裏側では、日々の行動履歴が細かく記録されています。
どんなデータが収集されている?
アクセス履歴、検索ワード、位置情報、購入履歴、閲覧時間など、私たちの行動は多くの場面で記録されています。
悪用すれば収益にもなる
個人情報は名簿や広告配信などに使われることがあります。
第三者に販売されるリスクもあるため、誰に何を許可しているか把握することが重要です。
見直したい設定のポイント
アプリのアクセス権限を確認する
カメラやマイク、位置情報などのアクセス権限は、初期設定のまま放置されがち。
必要のない権限は、設定からオフにしておきましょう。
アクセス権限ってどこで見直す?
スマホの「設定」アプリ内にある「アプリと通知」や「権限マネージャー」から、各アプリの許可状況を確認・変更できます。
SNSの公開範囲を見直す
投稿が誰にでも見える状態になっていませんか?
一度公開された内容は完全に消せないこともあるので、範囲の設定は慎重に行いましょう。
毎日できるプライバシー対策の習慣
使わないアカウントやアプリを削除
登録したまま放置しているサービスは、情報流出のリスクになります。
定期的にアカウントやアプリの整理を行いましょう。
フリーWi-Fiはなるべく避ける
便利なフリーWi-Fiですが、通信が暗号化されていないこともあります。
どうしても使う場合はVPNを併用するなど、補助策を取りましょう。
安心してネットを使うために
「知られてもいいこと」との線引きを
すべてを隠すのではなく、許容できる範囲を自分で決めることが大切です。
その線引きがあるだけでも、無防備な状態を防ぐことができます。
見直すクセをつける
プライバシー設定は1度きりではなく定期的に見直すことが大切。
アプリやサービスの仕様も日々変わるため、定期的なチェックを習慣にしましょう。
まとめ
- 個人情報は広告や悪用目的で収集・利用されることがある。
- アプリやSNSの権限・公開範囲は必ず見直そう。
- フリーWi-Fiや放置アカウントもリスクになる。
- 「見直し」と「線引き」の意識で、安心なネット利用を目指そう。
おわりに
ネットは便利ですが、便利だからこそ“気をつけないといけない部分”もあります。
今回紹介した内容は、誰でも今日から始められるシンプルな対策ばかり。
がばだんブログでは、こうした“生活を守るための知識”もこれから丁寧に伝えていきます。
またふと気になったとき、安心できる情報を探したいときに、いつでものぞいてくださいね。