カラスの死骸を見ない理由。カラスが頭がいい理由につながる?!

皆さんカラスを見たことはありますよね。
ですが、あんなにいるカラスの死骸を見たことがない人は多いのではないでしょうか。
私も、カラスの死骸を見たことがなかったため、その理由を調べ
カラスの他にも面白い情報を見つけたので
紹介していきたいと思います。

まず日本でよく見るカラスは2種類で
「ハシボソガラス」と「ハシブトガラス」で
見分け方はくちばしが細く真っ直ぐなのが「ハシボソガラス」
反対に、くちばしが太く先が曲がっているのが「ハシブトガラス」です。
街で見かける多くはこの、くちばしが太く先が曲がっている「ハシブトガラス」で
「ハシボソガラス」は農耕地や河川敷で見ることができます。

今回はカラスの死骸を見ない理由、それも街での話なので
「ハシブトガラス」についていろいろご紹介します。

まず「ハシブトガラス」の大きさは
約56cm  翼を広げるとなんと約100cmにもなり
体重は550〜750gほど
これは大鷹やはやぶさ程ある。

そしてカラスといえば
ダントツで頭がいい

その理由は脳の大きさが理由と言われている。
体重あたりの脳の重さが
人間は1.8%
カラスは1.4%と
もちろん鳥類ではダントツで、馬なんかより比率は大きい。

脳の比率だけを見たらほとんど人間と変わらない。
これが頭がいい理由と言われています。

食べ物は雑食で、生ごみ、動物の死骸、昆虫、小動物、鳥類の卵や雛、爬虫類、両生類、果実、種子、動物の糞などなど
本当に何でも食べる。

しかも、頭の良さから取ってきた食べ物を隠して、後で食べたりもするみたいです。

繁殖期は春から夏で一夫一妻制で協力して子育てをする。
20日ほど卵を温めて、すだちまでの期間は30から40日程度みたい。
雛が巣立った後も、2,3ヶ月程度は家族で群れを組んで快活をすることがわかっている。

縄張り意識が強い生き物のため
繁殖期は気が荒くなる
巣に近づくのはもちろん、巣を見つめただけでも威嚇したり攻撃したりするみたい。

カラスの攻撃は、後ろから舞い降りて頭を蹴りつけるか、頭髪をつかんで引っ張ったりする。
攻撃された人の17%が怪我をするという結果がある。

カラスの死骸を見ない理由。
まず普通の鳥なら、弱ってきた時点で身を隠す。そのまま枝からポロッと落ちて死んでしまうんだそう。
ではカラスの死骸を見ない理由は

カラスは自分の巣で死ぬことが多いから

巣で死ぬから死骸を見ることがない
まずカラスが町中に来る理由はエサを探しているときなので、元気がないときは巣でじっとしていることが多い。

カラスの主な死因は、2つあり
突発的な事故と病死や老衰などになるみたいですが、
頭のいいカラスは突発的な事故で死ぬことが少ない。

もう一つカラスの死骸を見ない理由
それは
死んだカラスの死骸を仲間が食べてしまうから。

鳥類は共食いをしないのだが、カラスだけが例外的に共食いをする。

ある実験で数羽のカラスを檻に入れ観察していたところ
ある二匹が喧嘩をし一匹が死んでしまった。
その後も観察を続けていくと、他のカラスたちが寄ってきてその死んだカラスの死骸を
残さず食べてしまったという。

他にもカラスは仲間が死んでしまったとき
その仲間の死骸の近くに行き、鳴いて他のカラスたちがその死骸に集まってくるという行動も見られている。
これはカラスのお葬式とも言われている。
これは死んだカラスに鳴きかけて返事が帰ってこないことを確認すると死んだことを理解するみたいです。

このように
カラスは頭がよく他の鳥類と違い突発的な事故で死ぬことが少ないため
死骸を見ない、ということと、仲間同士で死骸を食べてしまうから
というのが理由みたいでした。
カラスはとても頭がよく面白い実験の話もあるのでそれは
又次回!